2021/06/11 11:02
ここ1か月ほど、私の中では空前のクラプトンブーム。
もちろん今までも、いろんなタイミングや何やらで聴いて来た。しかし、今聴くとまた以前聴いていた時とは違うものを感じて抜け出せなくなっている。
そもそもクラプトンブームのきっかけは、ある夢を見たから。絶対ありえないが、私があのスーパーグループ、「BLIND FAITH」のメンバーで、スティーヴ・ウィンウッドとクラプトンが喧嘩しているのを仲裁に入っているという訳の分からない夢(笑)。
とある真っ白い綺麗なホテルで、メンバーはみんなそこに何日も滞在してました。
とにかくこの夢が頭から離れず、そこからまたクラプトンを聴き出した訳でございます。
色々聴いていくと、その時代その時代を生き抜いて来たクラプトンの「音」がある。
ブルースに傾倒していた「JOHN MAYALL AND THE BLUES BREAKERS」時代、CREAMでサイケ・ギターを弾きまくっていた時もあれば、アーシーで心打つソロと様々な顔を見せてくれます。
そんな中でも、今自分に一番しっくり来るのが、盟友デュアン・オールマンの死とドラッグ依存症を乗り越えて復活した時期のアルバム。「461 Ocean Boulevard」、「There's One In Every Crowd」、「No Reason To Cry」。この3枚は頻繁にターンテーブルに乗る機会が多い。
いわゆる「レイドバック・サウンド」の時期。とも言われたりしますね。
前2作はレゲエ色豊かなゆるいギターサウンドが心地良く、「No Reason To Cry」にいたっては、THE BANDのメンバーやジェシ・エド・デイヴィスそしてボブ・ディランも参加した米国南部のクラプトンが追い求めるサウンドを奏でていて本当にずっと聴いていたい1枚。
因みに、はじめに書いたBLIND FAITHからは、これまたアーシーな素晴らしいこの曲をずっと聴いている。
「Presence Of The Lord」
BLIND FAITHではスティーヴ・ウィンウッドがヴォーカル。クラプトンはどこかしとやかにギターに専念している。
この感じがたまらなく好き。クラプトンの人気のライブ盤でもこの曲は取り上げられていて、また違った味わいの構成になっている。興味がある人は是非聴いてみてください。
という訳で、今回はエリック・クラプトンを聴くのがルーティーンになっているお話でした。
意外と、ベタだからと聴かず嫌いな方もおられるものですが、いやはや、どの時代もクラプトンはすごかった。
店頭にもいろいろありますので、是非いろんなクラプトンを聴いてみる事をオススメ致します!
それでは、また次回!
ありがとうございました。
KNOW YOUR RIGHTS RECORDS 店主 K