2021/06/19 10:26
JOE SAMPLE。
昔々に某レコード屋でジャズ・バイヤーをやっていた時に覚えた名前。
その時から、ちょくちょく私の前に現れるようになったこの男。ある時はSOUL側から、ある時はプログレ側から...そしてある時はサンプリングという形でHIPHOP側から。
気になり出したら止まらない性分なので散々聴き倒した。そこで出てくるのが「FUSION」なるジャンル。あえて簡単に言うならJAZZという枠組みを持ちつつ、70年代に様々なジャンルの音を融合(まさにフュージョン)させた音楽。と個人的に解釈させていただく。
で、JOE SAMPLEです。初めて聴いた時は正直ピンと来なかった。というかさっぱりし過ぎてた。その頃の自分には。
その後、プログレに傾倒した辺りから、フュージョンに戻ってクルセイダーズを聴いて、何故か好きになった。ピアノとドラムの在り方が何となく心地良かったんですね。この、ピアノとドラムの関係性はプログレでも重要です!笑。いつか別の記事で書きたいと思います。
同じようにFUSION畑のピアニストで、よくサンプリングに使われるこちらも大御所、BOB JAMES。DE LA SOULもネタにした「Sing On The Times」あたりも好きですが、どちらかというと個人的にはJOE SAMPLEが奏でるエレクトリックピアノの一種、フェンダー・ローズの音色が好みらしい。
そんな彼を擁するグループ、クルセイダーズは先ほど少し触れたドラムのSTIX HOOPERとの相性が抜群に良い!それは違うだろ!って思う方もいるかも知れませんが、私はそう思います!
DISCO〜ガラージ方面でも大ヒットした名曲中の名曲「Street Life」でクルセイダーズは超人気者になりましたね。因みにフィーチャーされて素晴らしい歌を披露しているのは何とRANDY CRAWFORDなんです!いい曲だ、ほんと。
皆さんも機会があれば是非聴いてみて下さいね。
お店にはSTIX HOOPERのソロも在庫あります!FUNKとFUSIONのブレンド具合がちょうど良いオススメの作品ですよ〜。
見かけたら一聴を!!
と言う感じで、ざっくりし過ぎていますが、JOE SAMPLEのサウンドが好きだ。てなお話でした!
今回もありがとうございました。また次回!
KNOW YOUR RIGHTS RECORDS 店主 K